01:TOV黒夢
TOV黒夢 --02
振り下ろされた剣先は、私には埋まらない。
私はそれを知っていた。
だから、ザーフィアスという街から遠く離れたダングレストという場所に落ちた私は、すぐに行動に移す。
用意したいのは、体を覆えるマントと、十分な長さのロープと、痺れ薬と布団針だ。
ここは、あの男が所属する騎士団が存在しない街らしいので、私はまずお金を稼ぐ。
それとあの男の情報を集める。
偉そうな口振りから察することのできた貴族という身分は、正解だった。
そして耳に入る予想通りの下劣な話の数々に、私は自分の笑みが深まることを自覚した。
いい、それでいい。
私の心が痛まなくなるだけだ。
さあ、数ヶ月が過ぎて十分準備は整った。
キュモールさん。
今、あいに行きます。
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2010/10/27
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