06:復活夢D
復活夢 --06
ガギンッ― バクン
『開いた!』
『開いた!』
鈍い音と歓声に振り返ってみれば、アタッシュケースが開けられていた。
10分…いや、20分くらいかかったかな。これはお利口な方かどうかはもちろんわからない。
『…なーんだコリャ?』
『書類に…おもちゃの箱か?なんだってこんな大量に…』
『重みはあるけどよー、この箱穴が空いてるだけで中身みえねーし、振っても音もしねー。』
『―おっビンゴ!見ろよこっちのケースの中身!アンティークの指輪だぜ!』
『アンティークは転売したら足がつくっつってんだろ。宝石は外して金属は叩き潰すぞ。』
『はぁぁ?めんどっくせ!』
『あー、じゃーこの箱、それ用のケースか?』
『…中身入ってたりして?』
『やめろよーそんな面倒なこと言うの!』
開いたアタッシュケースに集まった五人ははしゃぎながら箱の中身を物色する。
床にいる私が見える限り、中身は立方体の箱と指輪と紙束のようだ。
さて、いよいよ開けられちゃった訳だけど、どーやってあのおじさんに知らせるかなー。
『そっちの紙にでも開け方書いてんじゃね?』
『はぁー?オレ、携帯以外の長文苦手なんだよねー。フルゥ任せた。』
『だってよ。ロマッティー。』
『お前ら…』
『どうせ指輪潰すなら箱壊していーんじゃないか?』
『土台はともかく石が付いてたら傷は避けた……あぁ?』
『ロマーン、どうした?』
『その呼び方すんな馬鹿!
―いや、じゃねぇ…やべぇぞ!最低の糞踏んだ!!』
『なんだ?』
『もしかしてあのオッサン、警察関係者?』
『その方がよっぽどマシだ…おい、ここに着いてから時間は?』
『30分ちょっとだな。』
『―おい!置いてずらかるぞ!』
『マジか?』
『最低最悪の獲物だクソ!豚の餌にされたくなけりゃ急げ!俺達は、あのボンゴレの一味をカモにしたんだ!』
いきなり慌ただしくなったかと思ったら、黒髪君の大声で全員の表情から血の気が引いた。
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2010/01/21
会話ばっか。状況説明しにくいし。携帯で打ったので短いです。
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